迎えに来てくんないのかよ・・・。
と、心の中ではちょっとムッとしながら、板を担ぎ電車で新小岩の彼の家へと向かっていた。10月にしては暖かい日。私はTシャツを着ていた。
駅から続く裏通り、道に面したベランダに仁王立ちし笑顔で手を振ってる彼は、とてもさわやかな印象だった。
その日、波が良くないのは、とっくに予報で分かっていたけど、彼と初めて二人になる空間がたまらなく私の気持ちをウキウキさせていた。
急いでランクルの後ろに荷物をつめ込み、彼の愛する鹿島へ向けて車を走らせた。
川沿いの道を思いっ切り飛ばして、鹿島へと向かった。
彼が意外と方向音痴だったり、渋滞するとイライラしたり、おなかが空くと黙り込んだり、こんな音楽聴くんだぁーとか、今まで知らなかった彼が色々と垣間見れて、私のウキウキした気持ちを更に増幅させていた。
食べ物の好みがいっしょだったり、洋服の趣味が一緒だったり、音楽の趣味も似てたり。そんなちっちゃな事がとんでもなく嬉しくて、波なんてちっとも良くないのに、とてつもなく楽しかった。
私は、鹿島のパワーのある波と、同時に、彼の事もすっかり気に入ってしまった。
けどその反面、不思議と、二人で海に来る事はもうないだろうな・・・とも感じていた。
と、心の中ではちょっとムッとしながら、板を担ぎ電車で新小岩の彼の家へと向かっていた。10月にしては暖かい日。私はTシャツを着ていた。
駅から続く裏通り、道に面したベランダに仁王立ちし笑顔で手を振ってる彼は、とてもさわやかな印象だった。
その日、波が良くないのは、とっくに予報で分かっていたけど、彼と初めて二人になる空間がたまらなく私の気持ちをウキウキさせていた。
急いでランクルの後ろに荷物をつめ込み、彼の愛する鹿島へ向けて車を走らせた。
川沿いの道を思いっ切り飛ばして、鹿島へと向かった。
彼が意外と方向音痴だったり、渋滞するとイライラしたり、おなかが空くと黙り込んだり、こんな音楽聴くんだぁーとか、今まで知らなかった彼が色々と垣間見れて、私のウキウキした気持ちを更に増幅させていた。
食べ物の好みがいっしょだったり、洋服の趣味が一緒だったり、音楽の趣味も似てたり。そんなちっちゃな事がとんでもなく嬉しくて、波なんてちっとも良くないのに、とてつもなく楽しかった。
私は、鹿島のパワーのある波と、同時に、彼の事もすっかり気に入ってしまった。
けどその反面、不思議と、二人で海に来る事はもうないだろうな・・・とも感じていた。
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